11/17  「北海道の旅」その3 


hokkaido013私達は登別を後にして、洞爺湖に向かいました。
虻田町立火山科学館に行ってきました。
2000年3月の有珠山噴火を期にリニューアルオープンしたこの施設には、
今まで起こった噴火の資料映像や写真、
音と光と振動で当時の噴火を再現する体験室もあります。

写真は噴火で形状の変わってしまった線路。




hokkaido014火山弾によってぼこぼになった自動車。他にも噴火の被害で原型をとどめてない自動車などが展示されています。


hokkaido015火山科学館を後にした私達は、今回の旅の目的の一つでもある有珠山西山火山散策路へ。 
写真は元々国道230号線だった道路が、噴火による影響で沼になっていました。
この日は前日の雨により沼から通路に水が溢れ出し急遽橋を作ってました。



hokkaido016北口ゲートをくぐり木で作られた散策路を進む。
この散策路かなりの上り坂なんですが、元々は平らだった町道で、
噴火で70mも隆起したそうです。
木道のとなりにアスファルトの道もあったのですが
ところどころ亀裂が入り、歩けないようになっています。
その木道を進んで行くと、今だ噴気が上がっている場所があります。
もちろん立ち入り禁止区域。温度は約90度。
私達が歩いている道もかなりの温度が上がっていました。




hokkaido017私達は第一展望台、第二展望台を過ぎ、木道を進んでいきました。
するとそこには目を覆いたくなるほどの悲惨な風景が広がっていました。
ありとあらゆる建物が倒壊し、電柱が折れ、木々が焼け焦げている姿。
そこにある人間の生活は一瞬のうちになくなったそうです。
幸いにも2000年の噴火の時は事前の避難指示のおかげで、
人に直接的な被害はなかったそうですが…
5年も経っているのにまだそこには被害の爪痕がはっきりと現れていました。
私は当時を体験していませんが果たして噴火の直後はどんな様相だったのだろう…

私は四国・松山の出身で
こういった災害は体験したことありません。
だからこそ今回一度訪れたかった場所だったのです。
実際に訪れてみて、月並みな言い方しか出来ませんが
改めて自然の脅威を目の当たりにしました。
そしてこの火山の被害に何度も見舞われながらも
共存をしつづけている住民の皆さんのパワーにも頭が下がる思いです。

火山科学館で上映されていたビデオの中で
(正確な言葉ではないかもしれませんが)

有珠山は素直な火山であるが、確かに大きな被害をもたらしている。
しかし火山自体は我々に素晴らしい恩恵(温泉資源など)も与えてくれている。
これからもこの火山と向き合っていきたい。

とお話されてました。

私達は自然被害が起こった時
メディアでしかその様子を見る事はほとんどありません。
映像で見るのと実際で見るのはやはり全然違います。

5年も経ってしまいましたが、来ることが出来て本当によかった。
数多くの事を学ばせてもらいました!



北海道の旅もそろそろクライマックスへ。
続く。

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[ 2005/11/17 17:36 ] travel/北海道 | トラックバック(-) | コメント(-)
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